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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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締切せまっています
あっという間に2月ですね。
インターネット句会に参加のみなさまは、投句の締め切りが迫っています。
2月5日ですので、よろしくお願いいたします。

お知らせ | 23:15:55 | トラックバック(0) | コメント(0)
第47回インターネット句会特選句について
12月のインターネット句会の特選句について、
永岡ひよりさんが鑑賞を書いてくださいました。

冬麗の富士を車窓に賜りぬ      依子
賜る、というくらいの感動を覚えているのは、通勤電車だろうか。
冬の、大気が澄んで遠くまで見渡せる季節、都内からでも富士山の五合目あたりから山頂までが見えるのだが、そうするとちょっとした嬉しさを感じる。
通勤の混雑の不快さも、少しは薄れそうだ。冬麗という季語が効いていると思う。

アンテナの先まで錆びて冬ざるる   林檎
錆びたアンテナは、地デジではない昔のものが残った家のものか。
今はもう、誰も住んでいないのかと思う。もしかすると、廃村を見つけてしまったのかもしれない。
そんな物語を想像してしまう。
冬ざるる、という季語によって、荒涼とした景色を極めている。

枯芝を払ふでもなく鬼ごつこ     真理子
服につく枯芝。払うでもなくということで、とても元気な子どもたちの姿が見えてくる。
もしかすると、作者の子ども時代の姿かもしれない。
鬼ごっこ、田舎の子どもたちには見られない情景だ。
都市部では公園など、すぐに子ども達が集まれる環境なのでいろいろなタイプの鬼ごっこを見られそうだが、徐々に過疎化していく地方ではあまり見られない。
そう考えると、古き良き時代を思い出させてくれる、温かい句だと思う。

飲み込みし言葉を込めて革手套   栄子
黒い革手套は着けている人には温かいが、見た目どこか冷たい雰囲気がある。
言わずにぐっと飲み込んだ言葉、それを込めるのだからちょっとした怖さをも感じる。
握手かはたまた恋人と手を繋いでいるのか。
ぎゅっと敢えて力を込めていそうな様は、革手套を通して相手になんとなく伝わりそうだ。

東京は大きなクリスマスツリー    味千代
一読して、なるほど~!と思った句。
確かに、東京都そのものの形は、太平洋側からみたら木のようにも見える。
夜になれば、都心は灯に満ち、大きなイルミネーションだ。
ところどころにある公園や皇居に繁る常緑樹もまさにクリスマスツリーの葉のよう。
大きな景が見えるこの句に、作者の純粋さを垣間見る。


インターネット句会 | 21:23:13 | トラックバック(0) | コメント(1)
句会(2019年1月)
パラソル句会の初句会は1月12日(土)でした。
出席は6名とやや少なめでしたが、
欠席投句で多数参加してくださったので、
多くの佳句を味わうことができました。

参加者の一句
臘梅や日にぬくもるは酔ふに似て   浩貴
見えてよりぐんぐん昇る初日の出   林檎
冬日浴びたしいつまでも窓を拭く   哲二
まだ知らぬ季語の如何程初句会   千晴
撥はらひ共に成功筆始          玲子
宇宙まで空を突抜け寒の入     佳世子
干されある靴下背き合ふ寒さ   德将
お年玉渡す手のまだぎこちなく  優美子
子にもらふ招待状やクリスマス  美星
注連飾祈祷の声の響きをり   志帆
冬晴や何か良きことありさうな   礼美
下の子に大吉が出て初詣   あき子
それぞれに用事ありたる二日かな  真理子


次回は
2月9日(土)13時30分~ 
  東京芸術劇場ミーティングルーム5

会場がいつもと違いますので、ご注意ください。

吟行に参加の方は
1月20日(日)13時 雑司ヶ谷・鬼子母神

みなさまの参加をお待ちしております。



句会 | 10:35:09 | トラックバック(0) | コメント(0)
初句会は12日です
遅くなりましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、初句会のお知らせです。
1月12日(土)13時半~ 
    豊島区男女平等センター・エポック10 第2研修室


今年から、締切を13時半にしましたので、お間違えなく。

欠席投句も受け付けています。

お知らせ | 19:03:07 | トラックバック(0) | コメント(0)
第47回インターネット句会(2018年12月)
インターネット句会の納め句座の結果をご報告します。

井出野浩貴選
特選句

冬麗の富士を車窓に賜りぬ      依子
アンテナの先まで錆びて冬ざるる   林檎
枯芝を払ふでもなく鬼ごつこ     真理子
飲み込みし言葉を込めて革手套   栄子
東京は大きなクリスマスツリー    味千代

入選句
鼻垂れの子が立たされて虎落笛    ひより
葉脈に命を遺し冬紅葉        睡

かれ尽したかに見える紅葉が 人に息が通うように
 葉脈に次代への命が吹き込まれて まだある
 残すではなく遺すとしたところにも
 自然に対する畏怖が感じられる(紅歳)
咳の子の物言ひたくて言へない眼   紀子
銀杏黄葉枝ごとに濃き淡きかな    真理子 
息白し負けず嫌ひの競ひ合ひ     礼美
咳こぼし鉛の身体持て余す      紅歳
冬夕焼ひづめの音の轟ける      香奈子
庄内を行く単線や虎落笛       ひより 

日本海に面した庄内を行く単線。
「虎落笛」で冬の厳しい寒さ、激しい風の音が聞こえてくる。
今にも雪が降りそうな灰色の空や荒れた海。
圧倒的な自然の力の前では「単線」が心許ないイメージがするが、
その地に生活する人々にとっては欠かせないものなのだと思う。(あき子)
富士山の八合目まで冬霞       林檎
咳の子の途切れ途切れに母を呼ぶ   紀子
夫寝てばかり勤労感謝の日      あき子
亡き人の椅子の膝掛毛布かな     依子
泣き顔もプロに撮られて七五三    栄利子
冬薔薇分かり合へぬを受け入れぬ   睡 
極月や立体駐車場の列        ゆかり
餅つきや町会長は声を張り      ひより
最果ての天文台の燈の冴ゆる     依子

北海道など日本の最果ての天文台でしょうか? 
冬の大地を照らす灯台は、寒々とした情緒が漂うもの。
まして最果ての地であれば、一層わびしい風景を醸し出すのでしょう。(香奈子)
落葉踏みしだきサッカーボールゆく  林檎
白菜のレシピ試しつ帰国待つ     章子
聴き入れば存外近し冬の虫       林檎
横顔の似てきし姉妹冬桜       真理子

姉妹の横顔と、桜の花が連なる様が呼応していて絵画的で美しいと感じました。(栄利子)

互選で人気の句をご紹介します。
ラ・フランス朝はいつも新しく     栄子
口紅を選ぶごとくやポインセチア   章子
餅焼けるまでに本題切り出さん     紀子
仰け反りてエイの顔見る小春かな    栄利子


次回は来年の2月です。みなさんの投句をお待ちしています。

インターネット句会 | 23:07:06 | トラックバック(0) | コメント(0)
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