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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんへ引き継がれ、2021年1月から松枝真理子さんへ引き継がれますが、変わらず毎月(原則)第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、毎月インターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。
合同句集『海へ』刊行 Amazonでお求めいただけます。

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第59回インターネット句会特選句を読む
日本海側は大雪、そして太平洋側も急激に厳しい寒さとなりました。
体調を崩さないよう温かくして過ごしたいですね。

さて、インターネット句会の特選句を飯干ゆかりさんが鑑賞してくださいました。


白髪抜く痛み勤労感謝の日 航平
白髪が少し気になりだす年代だろうか。
すでに染めていては、いちいち抜いてはいられない。
頭皮にチクリと残る痛みと、誰かのために働けることに感謝して。
コロナ禍において、なおさら感じさせられる一句。

新しき日々平らなれ日記買ふ 林檎
「新しい生活様式」からの歳月の流れ。
去年の今頃は、と子どもの行事を振り返っては、時間を錯覚してしまう。
コロナの前と後。過去を振り返っても、それでも新しい年はやってくる。
新しき年こそ毎日が平穏でありますように。
「日記買ふ」の季語がよく効いて、作者の思いが伝わる一句。

たばこ屋の鋭角冬の来たりけり 実可子
町のたばこ屋さん。
昭和のレトロな風景を思い浮かべてみる。
店番はおばあちゃん。赤い看板。
そのたばこ屋の角を曲がればどんな風景だろうか。
頬にふれる風が冬の匂いになっている。

片足で猫撫でてやる掘炬燵 麻美
猫は暖かい場所をよく知っている。
そしてすり寄ってくることもあれば、そうでもないときも。
炬燵の中で猫に触れた作者。
そう、片足で撫でるくらいがちょうどよい。
そして幸せな時間を感じている。

夫を子を見送る窓に小鳥来る 栄子
出社する夫、それから登校する子ども。
「行ってきます」と「ただいま」。その日々の積み重ね。
そして季節は移ろい、小鳥がやって来た。
この小鳥はどこから渡ってきたのだろう。
家族を見送る作者の安堵が伝わってくる。

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インターネット句会 | 19:54:51 | トラックバック(0) | コメント(0)
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