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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第38回インターネット句会(2017年6月)
今月のインターネット句会の結果をお知らせします。
投句者15名、125句と少なめでしたが、なかなかの佳句が出そろいました。

井出野浩貴選
特選句

利かん気のどんどん帰る夕立かな   礼美
螢火の瞬くたびに遠くなる       泉
遠足の列の後ろがこぼれがち      あき子
うぐひすの出だしばかりを歌ひをり   麗加 
炎天や何度も探す現在地        泉
入選句
緑陰をふいと飛び出す鴉かな      林檎
夕立あと路地にチョークの文字残り  礼美   
黒髪のほのかに蒼む梅雨入かな    香奈子

湿度が高くなる梅雨に、黒髪の湿っぽい匂いと、艶に反射する青紫色の花も見えるようです。(ひより)    
蔦茂るカラオケパブの古庇       林檎
ハンモック吊られ学生寮の庭      麻美
アルトサックス音色ひときは街薄暑  真理子
夏蝶や墓碑銘のまだ新しく        志奈
追ひかけて追ひかけらるるプールかな 礼美
えごの花時計の針の動かざる      志奈

えごが可憐な花を咲かせる初夏、ふいに止まってしまった時計。
初夏の静かなひと時が風景画のように浮かびました。(香奈子)
緑陰やシャッター切れば欠伸して    林檎
水門へ水まつすぐに青芒         栄子
辻褄の合はぬ話やソーダ水       志奈

ソーダ水を飲みながらじっと聴き入っている話。
でもアルコールではないので、やはりどこか冷静に聴いてしまっていると、
なんだか辻褄の合わない話だな…とは、作者の心の声。(依子)
一切の音吸ひこんで夜の新樹      泉
ハンモック置き所なき両の腕       麻美
叱る声路地に洩れくる薄暑かな      真理子    
客降ろす車夫の額に汗しとど      志奈
芋虫の渡る湾岸道路かな        ゆかり
母の日を忘れてゐてもいいんだよ   ひより
最後には取り繕へず心太         志奈
はいとしか言はぬ生徒の玉の汗     麻美

クラブ活動中の生徒が、指導者の言葉を真剣なまなざしで聞いている様子を想像した。
「はいとしか言はぬ」、まだ中学生くらいの年頃だろうか。
玉の汗から、生徒の真剣さが痛々しいまでに伝わってきて、胸を突かれた。(麗加)
日焼け子の納得行かぬ目つきかな   礼美

互選で人気のあった句です。
旋律のやうな文体若葉雨        泉
母の日や似顔絵の我朗らかに     麗加
ハンモック吊られ学生寮の庭     麻美
遠足の列のくの字に坂のぼる     あき子


次回は8月ですので、よろしくお願いいたします。
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インターネット句会 | 10:31:44 | トラックバック(0) | コメント(0)
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