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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第36回インターネット句会(2017年2月)
今年から、偶数月は通常の句会とインターネット句会の両方を行うことになりました。
2月のインターネット句会は、参加者16名、投句162句でした。

井出野浩貴選
特選句

見返り坂見送り坂春遠からじ     泉
鬼ごつこマフラーかなぐり捨てし子よ 麗加
めがね押し上ぐる指先春浅き     林檎
迷ふのも楽しきバレンタインデー   優美子
袋綴頁ざくざく開けて春        泉

入選句
待春や出窓の猫の大き伸び      ゆかり
オムレツに光織りまぜ春立ちぬ    林檎

日の光を織り交ぜるように
卵をときながら作ったオムレツなんでしょうね。
優しさと明るさにあふれるステキなオムレツを誰のために作ってるのかなと想像するのも楽しいです。(志奈)
顔ぶれの打ち揃ひたり初句会     優美子
名画座の闇を出づれば雪催ひ     志奈
待春や雀荘古書店ペナント屋     泉
冬館主は画家の未亡人        香奈子
ジャンプして写真撮影春立ちぬ    礼美

この写真、SNSにアップしたに違いない。
ジャンプして撮影するというのは最近の流行であるが、「春立つ」の気分にぴったりではないか。
春立つという季語からは、屋外で撮影している情景が想像される。
若さにあふれた句だ。(林檎)
寒林を貫くひかりありにけり     真理子
宿題の子を傍らに毛糸編む      麗加
模擬試験風邪をうつされ帰り来し   真理子  
小春日や六畳一間の古本屋      味千代
坂道を空まで駆けん春隣       優美子
料峭や約束の刻まだ遠く       林檎
竜の玉明日の予定を白紙にし     志奈
受験子の母は落第かもしれぬ     麻美

母親に合格不合格もあったものではないけれど、受験に向けて一生懸命に取り組む我が子の姿を前に、自分は受験生を抱える母親として、いったいどれ程のことをしてやれているだろう。
そう自問した時、これでは落第かもしれないなと自省している姿がなんとも慎ましい一句。(依子)
背番号靴にも刺繍春隣     泉
お子さんが、打ち込んでいたスポーツのレギュラーに選ばれたのだろうか。
頑張る姿を近くで見て応援していた母親にとっても、とても嬉しいことだろう。
嬉しくて何度も眺める背番号、よく見ると靴にまで・・!
背番号の晴れがましさと、春隣という季語がよく合っていると思う。
それにしても、背番号って靴にも入れるものなんですね、知らなかったです!(麗加)
我知らぬ我の心や春浅し       優美子
ペダル踏むごとに梅の香近くなり   優美子

梅苑が目的地なのか、通過点なのか。
徒歩でもない、車でもない自転車独特のスピード感が出ていて、迷わずいただきました。(紀子)
日脚伸ぶ境内に子ら鬼ごつこ     ひより 
全集の一冊欠けて冴返る       ゆかり

本棚の隙間という何気ない日常の一コマ。
そこに「冴え返る」という季語がぴったり合っていて…。
感性の鋭さに脱帽しました。(香奈子)
学問所てふ門札や冬木の芽      真理子 
受験の子振り返らずに行きにけり   麻美

受験の緊張感の中にも、いつの間にか大きくなった我が子の頼もしさを感じる。(味千代)
壁打つて戻りしボール風光る     麗加
鎌倉の浪ゆるやかに春来る      志奈
おかへりと迎ふる店や煮大根     栄子


互選で人気のあった句もご紹介します。
三日月の明るき島の追儺かな     依子
ビーズ欲し自転車も欲し春隣     あき子
鬼やらひ母の顔見てまた泣きぬ    味千代
ヘッドフォン放り投げよ春遠からじ  泉
セーターを着せる介護に手順あり   ゆかり


次回は4月5日締切ですので、よろしくお願いいたします。
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インターネット句会 | 10:49:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
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