■プロフィール

パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

■最新記事
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■問合せフォーム

お問合せはここからお願いいたします。また、ご感想などがありましたら、是非お寄せください。

名前:
メール:
件名:
本文:

■最新トラックバック

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■QRコード

QR

第33回インターネット句会特選句について
第33回インターネット句会の特選句について、
帯谷麗加さんが鑑賞を書いてくださいました。

リーダーのヨット下りても機敏なり     麻美
船上ではもちろん、港へ着いてからも無駄な動きなく働くヨットマンの姿が目に見えるようです。
「ヨット下りても」と いうところに、リーダーに対する作者の信頼感がよく表れていると思いました。
リーダーの日焼けした肌と、白いヨットの対比も夏らしい眩しさに満ちていて、
健康的で爽やかな句だと思いました。

姫女苑相続なんかあてにせず    利行
道端などでよく見かける姫女苑ですが、花言葉は「素朴で清楚」だそうです。
そんな姫女苑に似合わなさそうな「相続」という言葉に、なぜ?!と思いましたが、
花言葉とは裏腹に、要注意外来種に指定されてもいるそうで。(北アメリカ原産)
相続なんか当てにしない、と言いつつ実は・・という怖いオチがあるのかも、と
想像がふくらみまくってしまいました。

噺家の座せば達者や夏座敷     栄子
作者の栄子さんは落語好きで、この句は落語を見に行ったさいに作ったものだそうです。
腰の曲がったご老人の噺家が、足取り怪しく壇上に現れましたが、座ったとたんに
背筋がしゃんと伸びて話すこと話すこと・・
ご本人から聞いていた景でしたが、見事に句になっていて感心しました。
良い意味で期待を裏切られた驚きと、夏座敷という涼やかな季語が、よく合っていると思います。

読みさしの頁に眼鏡三尺寝    泉
三尺寝をしているのは、大工さんでしょうか。植木屋さんでしょうか。
休憩中に読もうと思っていた本(雑誌?)ですが、途中で止めてしまった。
頁に挟んだ眼鏡から、ベテランの 職人さんの姿を想像しました。
慣れた仕事とはいえ、この暑さでは本当に休息をとらないとバテてしまうのでしょう。
束の間の安らぎが静かに感じられる句だと思いました。

一棟をつかまへて蝉鳴きはじむ     林檎
建物一棟を捕まえて鳴くほどの蝉とは、なんと大きな蝉だろうと思いますが、
一棟全体に響き渡るほどの声量で鳴く蝉を、このように表現しているところが面白いと思いました。
早朝一番乗りで鳴くこの蝉につられて、やがて他の蝉も鳴き出し、一帯は蝉の大合唱となり、
また暑い夏の一日が始まる・・
夏らしい生命力に満ち溢れた句だと思います。

スポンサーサイト


インターネット句会 | 14:27:25 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad