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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第32回インターネット句会(2016年6月)
6月のインターネット句会の結果をお知らせします。
今回は19名の参加があり、投句は170句でした。

井出野浩貴選
特選句

帯留めを仕舞ふ引き出し桐の花     紀子
病棟のみな夏服となりにけり      利行
日傘閉ぢ応援席に加はりぬ       泉
青梅の首差し出して落ちにけり     利行
ラムネ干すポケットに手を突つ込んで  麗加

入選句
応援団旗夏雲に突き刺して       泉
子の髪をてつぺんで結ふ立夏かな    麗加
麦秋や産毛に鬣のなごり        百恵
満天の星のほかなし缶ビール      志奈
書き出しを決めかねてをり白紫陽花   林檎

何かの文章を描くのか‥、まだ心の迷いがうかがえる。
結末は決まっているのか‥、謎めいた心境が紫やピンクの紫陽花ではなく、
白紫陽花に重なり浮かんでくる。(礼美)
新築の家屋の匂ひ五月雨        紅歳
さりげなく合はせる歩調新樹光     麗加

さりげなくというところに作者ともう一人の人物との関係性・距離感が現れている。
季語が新樹光であることからも、まだ知り合って間もない二人のことを描いて言えると考えたい。
これから二人の関係にも新樹から茂り、実りの時期が訪れることを願う。(林檎)
風死すやボールを据ゑて深呼吸     泉
蔓薔薇の石柱殺むるかもしれず     良枝
薫風やフルートりりと響き合ひ      あき子
女らの話聞きをりアマリリス      栄子
校庭に秘密基地あり桜の実        味千代

入学期、新学期が終わり、子供たちが仲良しの友達と元気に遊ぶ様子が目に浮かぶ。
どの学校にもある桜の木を効果的に使っていると思う。(中川玲子)
郵便受また確かむる夕薄暑       真理子
街薄暑大阪弁の意気投合        あき子
薫風や応援団の声合はせ        泉
髪刈りし子の襟足や夏来る       ゆかり
薫風や泥の団子でもてなされ      麗加
合歓の花特攻隊碑抱き寄せて      紀子

合歓の花と特攻隊碑が絶妙な取り合わせ。
やわらかい刷毛のような花は特攻隊員の永久の安らかな眠りを祈るのにふさわしい。
ネムノキは荒れ地に最初に侵入する樹という。昼の葉は翼のようでもある。
抱き寄せる母のようでもあり、特攻隊員たちの姿そのものとみることもできる。
二つのモノが一緒にあることだけで、十分に伝わる世界。(百恵)
母よりの電話短し柿の花         良枝
若き日の楽譜たどれる曝書かな     中川玲子
眠る子の髪に花散る小径かな      赤江玲子
ウォークインクローゼットも梅雨の闇  味千代
敗者より勝者へエール風薫る      泉
ちちははの小さき暮しよ花柘榴     良枝

おそらく、離れて暮らす父母への思いを込められた一句。
花柘榴が眩しすぎるかな、と感じましたが、
父母らの平穏な暮らしにあの紅色の鮮やかさが丁度よいのかも、と思い直しました。(ゆかり)
母の日の母に励まされてをりぬ     泉
仰いでも俯きゐても新樹光       林檎
こどもの日手の大きさを比べけり    味千代
夏来るフルーツポンチに緑足し     百恵


互選で人気のあった句もご紹介します。
アメ横の雑踏途切れ梅雨匂ふ      志奈
筍飯たつぷり盛られ懇親会       あき子
愚痴一つ笑ひに変へてビヤホール    志奈


次回は8月5日締切です。
みなさんの参加をお待ちしています。
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インターネット句会 | 12:38:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
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