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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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小澤佳世子句集『葱坊主』を読む③
小澤佳世子さんの句集『葱坊主』を読む企画。
森山栄子さんが鑑賞を書いてくださいました。

しやぼん玉一つ一つが選ぶ風    佳世子
自問自答くりかへしては椎匂ふ    〃
春の昼指揮者空気を抱くごとく    〃
蟬時雨十二神将笑ひ出す       〃
十薬を生けてコップの透き通る    〃
顔洗ふごとく紫陽花嗅ぎにけり    〃
愚痴一つ誰にも言へぬ虫の夜     〃
夫が子を笑はせてゐる秋刀魚焼く   〃
暖房車あと一駅に眠くなり      〃
しやぼん玉一つ追ふ間に皆消えて   〃


句集を読んでいて、身辺りまで何かが満ちてくるような感覚をしばしば感じました。
それは、虫の声や椎の匂い、それぞれの季節の持つ空気のようなものであったりするのですが、中でも好きなのは、次の一句です。
十薬を生けてコップの透き通る   佳世子
日常の中の瑞々しい瞬間が自然に詠まれ、くきやかに事象を捉えた句だと思います。

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小澤佳世子句集『葱坊主』 | 16:27:57 | トラックバック(0) | コメント(1)
コメント
No title
講評ありがとうございました。
十薬をコップに生けたのは俳句を作るためで、俳句をしなければしなかった行為かもしれないです。あの匂いと純白。気になる草の一つです。あの匂いを嗅ぐと、子供のころに庭の草むしりをさせられた記憶がよみがえります。
選んで下さると十薬も好きな草花になれそうです。
2016-02-23 火 12:07:49 | URL | 小澤 佳世子 [編集]
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