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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第27回インターネット句会(2015年7月)
インターネット句会の結果をお知らせします。
今回は、18名の参加、投句は158句でした。

西村和子選
特選句

昼寝覚雨垂れのまだ続きをり       味千代
豆腐屋の奧に残る灯夜の秋        浩貴
夫と子を浜辺に残し泳ぎけり       あき子
眼を閉ぢて夕凪に耳傾けて        千晴
よく見れば他人の空似夜店の灯      浩貴

入選句
ラテンの血流るる女浴衣着て       林檎
青葉風片手で開く文庫本         百恵
梅雨入りやドアノブにまで産着干し    玲子

梅雨の時期は洗濯物を外に干せずに、
私もこうしていたのを思い出しました。
赤ちゃんの産着は汚れやすく、洗濯物は多くなりますが、
小さいのでドアノブにも干せますよね。(あき子)
パンプスを鳴らしスカラ座灯涼し     林檎
パンプスの小気味よい音を響かせながら、
宵のスカラ座の前を通りゆく主人公。
その音がスカラ座の灯をいっそう涼しく感じさせる。
それはちょうど、彼女の清々しい心情を映し出しているかのようだ。(英子)
さらつと脱ぎするりと水着になりにけり  麻美
軽鳧の子の大きさのまだ拳ほど      真理子
弟の試合見つめる夏帽子         真理
図書館の地下の雑誌庫梅雨深し      真理子
黒板の日付け書きかへ夕焼雲       英子
梅雨の蝶思ひがけない処より       泉
ニュースの声ばかり大きく梅雨寒し    味千代

いつも通りのニュースを読み上げる声のトーンや、
雰囲気がばかに大きく聞こえる。
梅雨寒の静けさが引き立っていると感じた。(麻美)
補虫網振り上げよその純白を       ゆかり
五月雨の水輪に楕円なかりけり      真理子
短夜の夢の続きのドビュッシー       泉
鮮やかな別れの仕掛花火かな       英子

鮮やか・別れ・仕掛花火どれもドラマチックで、
短い俳句の中にドラマを感じて選びました。(玲子)
子の髪に引っ付ひてゐる黄金虫      香
まづ父が飛び込んでみせプールかな    麻美
鉄棒の雫きらめき梅雨晴間         林檎
乳飲児の生真面目な顔入道雲       味千代
好き嫌ひはつきり言ひて胡瓜食ふ     ゆかり

好き嫌いをはっきり言うのは、とてもわかりやすい人物。
その単純で明快な行動と、庶民的でシンプルな味わいの胡瓜と相性がよい。
それは庶民性を否定的にとらえているわけではなく、
胡瓜をかじる音のように軽やかで爽快。(百恵)
早朝の熊蝉の声一斉に           あき子
かんかん帽子被りて新車見せに来し    礼美
泳ぎ終へ息刻む肩大人びて        真理
割り箸を立てて金魚の墓とせむ      良枝
神木の辺りは掃かず夏落葉        真理子
父の日に子らと作戦会議かな       香
UFOが出るといふ空明易し        林檎
夏怒濤子の泣き声を掻き消して      あき子
団体戦控へる子らに団扇風        ゆかり


互選での人気の句もご紹介します。
岩の影蟹密やかに鋏研ぐ         あき子
タックルの音弾けたる夏の空       泉
月涼し吾子の寝息を確かめて       味千代
日盛の歯科医の椅子に沈みゆく      百恵
夏終る肩を抱かれて泣きしまま      利行


次回は9月5日締切です。
皆さんの参加をお待ちしています。
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インターネット句会 | 23:13:42 | トラックバック(0) | コメント(0)
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