2020-06-29 Mon
6月の句会の報告です。外出を控える日々が続き、気づけば半年。
漠然と過ごしているとつい見過ごしてしまう一瞬を、心に留められるのが俳句の良いところだと思います。
来月には句会を再開する予定です。
皆様と元気でお会いできますように。
参加者の一句
夏つばめ旋回風に先んじて 浩貴
花殻を摘む音のして菖蒲園 真理子
次の間に足はみ出せる昼寝かな 哲二
水浴びの頭ぽさぽさ烏の子 礼美
桜の実胸ポケットを染めにけり 実可子
子蟷螂摘み潰してしまひけり 航平
かでもなくあでもなく鳴き鴉の子 林檎
父の日や語るは母のことばかり 千晴
夫は箸吾は素手もて鮎食ひぬ 佳世子
ランドセルひときは重し梅雨に入る 玲子
尺蠖を腕に這はせて帰りたる あき子
君の手に伸ばせず汗のたなごころ 優美子
来月の句会は7月11日(土)の予定です。
詳細は後日お知らせいたします。
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