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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第48回インターネット句会(2019年2月)
今年最初のインターネット句会の報告です。
初参加2名を含む18名により、146句が投句されました。

井出野浩貴選
特選句
半纏にデニム青空古本市      林檎
宿題は早口言葉日脚伸ぶ      礼美
灯ともせる手の皺深き阪神忌    志奈
どうせすぐ忘るる話おでん酒    志奈
太陽を封じ込めたる氷柱かな    ひより

入選句
多摩川へ一つ走りや四温晴     あき子
ひとっ走りしたい気持ちが季語によく表れているかと思います。
私も走りたくなりました。(味千代)
春待つや黄金めきたるメンチカツ  ひより
独り居の嵩張る鍋や寒厨     ゆかり
愛し抜く覚悟を問はれ梅真白    依子 
結婚に反対されたのか、望まれぬ子でも宿したのか。
寒さの中に咲く白い梅に、我を投影したのだろうか。
愛あれば耐えられる。(転児)
節分の子は母の歳数へをり     章子
獅子舞やおくれがちなる後ろ足   麗加  
暗算でくれるおつりや冬ぬくし   真理子
会報の封書の厚み春兆す      ゆかり
足取りのほろ酔ひらしき獅子頭   麗加
鈍感が生くる術なり着ぶくれて   林檎
大枯木仰ぎ無口になりにけり    真理子
肩二回叩き受験子送り出す     麻美
看板にロシアの文字も風冴ゆる   ゆかり
人波に揉みくちゃにされ追儺豆   あき子
干蒲団重なり合ひて男子寮     麗加
つぎつぎにみかん転がりからつ風  栄利子
補助輪の片方浮いて春近し     麗加 
きっと補助輪が外れるころには春なのでしょう。
「補助輪」だけでも春というの感じは出ると思うのですが片方だけ、浮く、というさらに視点をフォーカスしたことで春がすぐそこに来ている感じがうまく出ていると思いました。(睡)
祖母宛の賀状返事は母より来    睡
春隣抜きつ抜かれつスクーター   栄子
不機嫌を隠しきれざるマスクかな  転児
名画座の看板新た春隣       真理子
名画座という言葉にレトロな空気と格調があり、冬の終りの穏やかな日差しのもとに新調された看板の光景が浮かんできました。
春隣の季語が内容に合っていて素敵だなあと思いました。(実可子)
調律のピアノの生まれ変はり春   あき子
受験子へいつも通りの卵焼く    林檎
万感の思いを抑えつつ卵焼きを拵えている朝。
「受験子へ」という上五からも、親の温かな思いが子へ注がれていることが伝わってくる。(栄子)
ふらここや昇りきつたる無重力   麗加
ふぞろひの三つ編み揺れて春近し  香奈子
立春や掃き終へし庭光りをり    実可子 
掃除を終えて、さっぱりしたお庭。
風は冷たくても、日光は微かに春の陽気を帯びている。
立春を迎えた喜びが良く表れている句だと思います。(香奈子)
冬ぬくし間口一間半のカフェ    真理子
肩で息しつつ獅子舞頭噛み     味千代
ランドセル存外重し春隣      栄子
鯛焼やあんこなき尾を跳ね上げて  志奈

次回の締め切りは4月5日です。
みなさんの投句をお待ちしています。


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インターネット句会 | 10:28:51 | トラックバック(0) | コメント(2)
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