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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第34回インターネット句会(2016年10月)
今月のインターネット句会の結果です。

井出野浩貴選

特選句

秋の蝶追ひつけさうで追ひつけず   良枝
木犀や忘れものして引返し      良枝
キッチンの片付いてより夜の長き   林檎
プログラム丸め応援運動会      良枝
いしぶみを抱ふるやうに金木犀    麻美
 
入選句
虫しぐれ吾子の寝息の加はりぬ    中川玲子
すぢ雲に秋夕焼の残りけり      林檎
秋時雨ジャズの染み入るハイボール  志奈  

雨が降っていたからこそ、ジャズがハイボールに染みいったのだと思う。
そんな心持ちで傾ける一杯。
味わいもまた違うのでしょうね。(味千代)
泣き声のまとはりつきし残暑かな   味千代   
幼い子供は実によく泣く。気に入らないことがあれば泣き、
喧嘩をしては泣き、おなかがすいて機嫌が悪く泣いている。
「まとはりつきぬ」で、子どもと離れたところにいても、
読み手にも泣き声が聞こえてくるような感じが出ている。
季語の「残暑」のまとわりつくような暑さと泣き声が相まっている。(あき子) 
玉入れのめくらめつぽう秋高し    麗加
コスモスに錆びし自転車埋まりさう  礼美      
大盛の梨回り来る会議かな      麻美
秋澄むや父の俳句を口に出し     あき子
新蕎麦の張り紙並ぶ妻籠宿      志奈
爽けしや美術館への道聞かれ     あき子
大綱のとぐろに休む蜻蛉かな     麗加

運動会の季語は入っていないが、蜻蛉と大綱から綱引きの綱を思った。
出番のない時の綱はとぐろの状態で置かれている。
運動会の上空を飛び回り走り回る蜻蛉がその綱の控えの場で休んでいる。
その蜻蛉の脇で道具係も休んでいるようにも感じられた。
蜻蛉は活動的で身近な昆虫とますます思い直した。(佳世子)
飲み会を抜けて二人の金木犀     利行
秋の園はねあるものははね広げ    真理子
口尖る癖あり木の実独楽まわす    麗加
松手入竹箒もて指示したる      真理子 

竹箒の柄を指示棒のように使っている。おもしろい場面を切り取られたと思います。(ゆかり)
文化祭恋知らぬ子の愛の歌      紀子
木犀の匂へる町に戻りたり      麻美   
産休の友よりメール秋桜       ゆかり   
眠る子のひたい滑らか夜の秋     麗加
秋雨や森静かなる千駄ヶ谷      利行
暮れ残る投込寺や萩の雨       志奈
休憩をしつつ確認松手入       真理子  
ぱたぱたと路地に靴音寝待月    栄子
独り居の母と見てゐる帰燕かな    ゆかり
裁縫の苦手な娘鳳仙花        良枝
鳳仙花友より句集届きたる      良枝
空缶を空へ蹴り上げ柿の秋      志奈
子の寝顔夫婦で眺め虫時雨      中川玲子
パンプスの脱ぎ捨てしまま秋暑し   麻美  


互選で人気のあった句です。
木犀の香も注ぎ込みティーカップ   優美子
履歴書の余白大きく秋灯下      紀子
金木犀点描画めく大通り       林檎
居残りのボクサー二人秋灯      桂子
いぢわるな雨に始まり運動会     麗加


次回は12月5日締切です。みなさんの参加をお待ちしています

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インターネット句会 | 17:19:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
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