■プロフィール

パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

■最新記事
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■問合せフォーム

お問合せはここからお願いいたします。また、ご感想などがありましたら、是非お寄せください。

名前:
メール:
件名:
本文:

■最新トラックバック

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■QRコード

QR

小澤佳世子句集『葱坊主』を読む⑧
小澤佳世子さんの句集『葱坊主』。
北條真理さんが10句選び、鑑賞を書いてくださいましたので、ご紹介します。

春の昼指揮者空気を抱くごとく      佳世子
父は誉めず励ましくれぬ十二月       〃
冬の街ガラス重ねるやうに暮れ       〃
顔洗ふごとく紫陽花嗅ぎにけり       〃
寒星のちくりちくりと身籠りぬ       〃
日焼けしてクリームパンのやうな手よ    〃
大夕焼ビルの横顔真つ平ら         〃
更衣元気に白を汚しけり          〃
起きぬけの涙ぶらさげ麦茶飲む       〃
爽やかや寝癖疾走したるごと        〃


句集全体から伝わってきたのは、佳世子さんの物の捉え方の豊かさです。
クリームパン(手)とか、ビルの横顔とか、ガラス重ねるやうに暮れ、など
大げさでなく、独自の感性で表現していると思います。
中でも共感するところもあり好きな句は
「寒星のちくりちくりと身籠りぬ」です。
静かな状態だからこそ気付いた自分の身体の変化、その一瞬が伝わってきます。
その後のお子さんの様子を表した句はどれもいきいきと、
少しユーモアも含まれた句が多く、拝見していてとても楽しいです。


スポンサーサイト
小澤佳世子句集『葱坊主』 | 22:05:28 | トラックバック(0) | コメント(0)
次のページ

FC2Ad