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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第26回インターネット句会特選句について
今回は、鏡味味千代さんが特選句について書いてくださいました。

開演を待つ若葉風浴びながら  浩貴
お芝居なのか、薪能なのか。
若葉風という季語から、野外の公演であることが伺えると同時に、
開演を今か今かと楽しみに待つ気持ちが手に取るようにわかり、
ついこちらまでワクワクしてしまう。

真夜中に止まりし時計朧月    栄子
ある夜にふと目が覚めた。時間を見てみると、目を疑う。
寝た時間からそう経ってはいないのだ。
ああ、時計が止まってしまったのかと理解するのに数十秒かかる。
それだけの句なのだが、朧月という季語を用いることで、
まるで時計と一緒に自分の時まで止まってしまったかのような、そんな曖昧な時の流れを感じさせる。

新緑にいただきますと聞こえきて    礼美
いただきますと言っているのは誰だろう?
新緑という季語から、これは子供ではないかと推測する。
特別ではないが、なんだかいつもより少し清々しい朝に、気持ちを新たにさせられる句。

レモン水一人旅企ててゐる    麻由美
久しぶりの一人旅? 企てているという言葉が秘密めいていて、
作者の楽しそうな気持ちが伝わる。飲んでいるのがレモン水。
何か前向きな挑戦を思わせる。もしくは南の方への旅か?
想像する読み手も企てに参加している気持ちになる。

しゃぼん玉心はいつも置き去りに    泉
ふわふわ浮かび、ぱちんと割れるしゃぼん玉。
自分が吹いているはずなのに、心はここにあらず。
もしくはしゃぼん玉に乗ってはじけてしまったのか。
しゃぼん玉の持つ心許なさが作者の心を表している。


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インターネット句会 | 21:58:43 | トラックバック(0) | コメント(0)
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