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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第25回インターネット句会特選句について
今回は、北條真理さんが句評を書いてくださいました。

角砂糖もうひとつ入れ春の風邪      浩貴
不意に引いてしまった春の風邪。
だからこそ病院にも薬にも頼らず自力で治したくなるもの。
どうか気のせいであって欲しい、この甘くてあったかい紅茶?を飲んだらきっと治る・・・・・・はず。
そんな願いが伝わってくるようです。

地平線まで春灯を敷き詰めし       林檎
遠くまで見渡せる場所にて。はるか先の地平線までたくさんの灯が見える。
句から温かさや生きる力を感じ取ることができます。
その時期にニュースで観た被災地の絵灯篭を思い浮かべていました。

けふひらくはずのつぼみにはるのゆき  利行
春の雪は冬に比べて質量少なく、目でやっと見える程度のもの。
もう少しで春が来そうなのに、なかなか来てくれないもどかしさ。
こちらの思いをからかうように舞い降りてきた雪の
ふわっと軽い感じがこの句のひらがな表記で伝わってきます。

カラマーゾフ鬼平立子春炬燵     林檎    
読書をする状況は様々ありますが、三つ並べてあることから、
長い時間の経過が感じられます。
そんな長い読書に最適な場所、春の炬燵。
だれにも邪魔されず、ゆっくり過ごす時間。
それぞれの本を読んで、険しくなったり柔らかくなったりと
変化する表情も浮かんでくるようです。

囀のまねをするかに囀れる       真理子
「まねをするように」、ではなく「まねをするかに」
行為は同じでもその声は同一ではない。同じようでいて、はっきりと違うもの。
その結果、囀が積み重なり、同じ樹の下で豊かな響きになる。
想像が広がる句です。


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インターネット句会 | 16:11:46 | トラックバック(0) | コメント(0)

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