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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第24回インターネット句会(2015年1月)
パラソル句会の初句会は、インターネット句会でした。
その結果を報告します。
今回の参加は20名で、178句が投句されました。
やはり、お正月の句が多かったようです。

西村和子選
特選句

こころ病むひとより律儀なる賀状    浩貴
二階家を揺さぶる父の嚔かな      林檎
村の子はシュプール描きつつ喧嘩    紀子
独身の肩身の狭き新年会         礼美
手袋を填める冷血漢のごと       栄子

入選句
傷つけて傷ついてゐる冬三日月     泉
中継のニューヨーク朝大晦日      桂子
冬帽を追ひかけて息上がりけり     あき子
賀状来る教へ子にして子沢山      浩貴

教師であれば教え子からの年賀状は手にするだけでうれしいものだろう。
本人の成長や活躍のほか、家族写真で幸せそうな様子をみるのは喜ばしい。
それが子だくさんとは実にめでたい。
自分のまいた種が多くの実をつけ、未来へつながる充実感があらわれている。(百恵)
初冬の橋より見ゆる魚影かな      栄子
初詣一朶の雲もなかりけり       麻由美
雪掻き用シャベルも積みて出発す    麻美
級友を見つけて嬉し初詣         真理
初神楽見むと背伸びし首伸ばし     麻由美
子の布団剥いでも剥いでも現れず    香
しわしわの手握り別る年賀かな     千晴
新玉の年告げわたる汽笛かな      林檎
未確認生物の声雪踏めば        百恵
乗初や幼子二人窓ひとつ        桂子
年迎ふテレビ中継騒がしき        麻美
初夢の中も我が子の名を呼びぬ     ゆかり

本当に育児に真っ最中のお母さんの句だとおもった。しかも初夢。
子供とたっぷり思い出を作られるであろう一年がスタートした。
かわいい盛りは今だけですよ、、、と反抗期の息子をもてあましている母でした。(紀子)
水広げ洗ふ大皿お正月         百恵
一句浮かみぬ息白く吐くやうに    泉

息を吐くように自然と句が浮かんだ。
もう俳句を作ろうという気持ちではなく俳句のなかに自分が溶け込んでいる。
空也像の吐く南無阿弥陀仏を思わせられました。
口をついて出るものがみな俳句、の境地にもなりそうです。(佳世子)
湯けむりに確かに透けて冬の月     千晴
大黒天詣でてよりの初仕事       真理子
子に交り本気で負けし歌留多かな    香
三が日母には常の三日らし       麻由美
想ひ出を手繰り寄せつつ毛糸編む   泉
初泣きの赤子が皆を起こしけり     あき子
注連縄を飾る男に見惚れをり      千晴
出し抜けに古時計鳴る四日かな     浩貴
年迎ふタイムズスクエアへ紙吹雪    麻美
初夢は忘れ喜び残るのみ        林檎
一日に会議三回初仕事         真理子
君の名を記すことより初日記      林檎

ちょっと意味深な句ですね、誰の名を記したんでしょう。
初日記に記すのだからかなり大事な人物の名だと感じます。
彼氏ですかねえ、お子さんかなあ? 
ちょっと甘い感じの句ですがお正月ですからね、なんだか爽やかな気分にさせてもらいました。(利行)
昼飯に祖母を連れ出す大晦日      利行
名乗り合ふ人もちらほら忘年会     千晴
月冴ゆる遊園地いま異界めき      依子


互選での人気句をご紹介しましょう。
どれも寄り添ふて離れぬごまめかな   利行
お小言は蜜柑の筋を取りながら     百恵
これよりは子らの領分森小春      栄子
初詣願ひ事纏まらぬまま        真理


次回は3月ですので、よろしくお願いいたします。


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インターネット句会 | 22:37:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
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