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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第16回インターネット句会特選句について
遅くなりましたが、インターネット句会の特選句の句評を
塙千晴さんが書いてくださいました。

よそ行きの裾翻す金魚かな       奈都子
 よそ行きの裾でおめかしをしている金魚。
 夏祭りの金魚掬いだろうか。
 華やかな浴衣姿や賑やかな出店の呼び込みの声の中で
 負けじと自慢のよそ行きの裾を翻す金魚の様子が浮かび、
 愛らしくもあり、また、少しおかしみも感じられる。

父の声遠くなりけり墓参り       奈都子
 近しい人の死を受け入れることは簡単なことではない。
 しかし残された者は前に進まなければならない。
 毎年暑い最中にやってくる墓参りの日。
 亡くなってしばらくは聞こえていたお父様の声が遠くなっていた。
 もう会うことができないという寂しさを感じると同時に、
 ようやくその死を受け入れられたことに気付いた、
 そんな瞬間だったのではないだろうか。

水海月ハープの音の聞こえきし     みわ子
 ゆらゆら、ふわふわ、とらえどころなく流れる水海月。
 その流れを見ていたら、どこからかハープの音が聞こえてくるような気分に・・・。
 真夏の暑い日をも海月と透き通るハープの音が呼応する、
 なんともゆったりと心地良い一句。

不死男忌や俳句天国俳句地獄      利行
 俳句を作ること。それは大きな喜びであり、且つ、時には大きな苦しみでもある。
 俳句弾圧事件で投獄されながらも力強い俳句を作り続けた秋元不死男の忌日に、
 俳句を作ることの喜びそして苦しみを重ねた。
 常に俳句に対し、言葉に対し、真正面から向かっていく、そんな作者らしさを感じる一句。

すべきこと順にこなして涼新た     林檎
 暑い季節は何をやるにも休み休み。
 しかし涼しさが感じられるようになると、気分も一新され、
 淡々とやるべきことをこなすことができる。
 季節の移り変わりの実感がわいてきた。


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インターネット句会 | 22:58:27 | トラックバック(0) | コメント(1)
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