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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第13回インターネット句会特選句について
特選句の句評を杉田麻由美さんが書いてくださいました。

たれもみな秘密をもちて卒業す   きあら
卒業とは、その時代を箱にしまってリボンをかけ大切に胸の奥にしまう行為だと思う。
幼い小学生や、自由な大学生というよりは、中学高校の卒業を思いうかべた。悩み多き年頃に受験もある、校則にも縛られる、好きな人ができる、秘密の箱はさぞかしパンパンではちきれんばかりだろう。
大人の私たちも通ってきた道。卒業式の子らを見守る作者のまなざしが優しく感じられる。

「ア・ネ・モ・ネ」といふ唇に春の来ぬ   きあら
実際に呟いてみると、口の動きで笑顔になる。少し甘えたような響きが、かわいらしい花と春風によく似合う。
五感以外に、自分が発する言葉や唇の動きで春を感じるという新しい発見をさせてくれた句。

洋館のしかも廃屋梅真白   銀子
日本古来からある梅を植えている洋館。ハイカラな紳士か、日本びいきの外国の方が住んでおられたのか。
「廃屋」の時は止まっているが、白梅の古木は愛でる人がいなくなっても、毎年変わらず春の訪れを告げる。
目で見る洋館と白梅のとりあわせ、止まった時間と季節の移り変わりの対比が美しい。


梅の散るふるりふるりと空へ散る   紅歳
梅の花びらは小さくて軽い。散るときに風にあおられて舞い上がるのを、「ふるりふるりと空へ散る」と表現されたのが美しい。声に出して詠んでみると「る」「るり」が心地よい。

アメリカの部屋には小さき雛飾り   麻美
日本では、おひな様を飾る場所の確保が大変なくらいだが、アメリカの広い部屋には小さく感じられるのだろう。異国の地にいても日本の伝統や行事を大切にしたい、娘さんにも伝えていきたい、という思いが伝わってくる。
アメリカのお友達を招待されてお雛祭りを楽しまれたかしら?

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インターネット句会 | 13:43:47 | トラックバック(0) | コメント(0)
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