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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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第7回インターネット句会(2012年3月)
3月のインターネット句会の結果です。
投句者は21名、句は200句でした。

西村和子選
特選句
雛祭お嫁に行きたくないと泣く      栄子
お持たせのお裾分けなる桜餅       真理子
入学の父母も笑へとカメラマン      ゆかり
亀鳴くや記憶は我に都合よく       真理子

記憶は曖昧なこともある。
それを自分に都合よくといった所がおもしろい。
亀鳴くの季語がおもしろさを倍増させている。(美星)
水温む人は誰かと連れ立ちて       久美子
基本的に“おひとりさま”好きな私ですが、桜の開花が待たれるこの季節になると、
“春”を誰かと共感したい思いに駆られます。(泉)
入選句
武蔵野の名残の雪の深さかな       きあら
水温む一歩も二歩も譲りたる       茉莉花
かばかりの影に汚れて春の雪        久美子
鳥雲に育児休暇のつひに果つ       ゆかり
たらの芽をつまみワインを酌み交す    綾奈
登校の出会ひ嬉しき息白し         礼美
寄せ書きを書きあぐねたる余寒かな    林檎
梅の花咲いたフーセンガム割れた     利行

梅の開花をフーセンガムに例えたことがすごいなと思いました。
咲いたときにポンと音が出そうです。
春のうれしさが伝わりました。(ゆかり)
春コート風が私を通り抜け          桂子
雛飾り姉妹それぞれ幸願ふ        恭子
燃え尽きしもののかたちに春の雪      久美子
幼子の背の高さまで吊し雛         桂子

吊し雛、たしかに下の方まで長く長く吊り下っています。
幼子の視点、吊し雛を見ている様子が目に浮かび、
面白いと思いました。(あき子)
メレンゲの桃白緑雛祭           真理子
熱燗や三人の子の寝顔見て        礼美
駆けて来し子どものごとくクロッカス   久美子
春の風邪高を括って拗らせて       茉莉花
ちんぴらの上着ぺらぺら春寒し      真理子
スイートピー譜読みの少女揺れながら   みわ子

楽譜を読んでいるうちに、リズムを取って、自然に体が揺れる少女。
スイートピーに、「少女」と「揺れる」様子を想像させて、愛らしい句。(茉莉花)
春宵の街の灯マタニティーブルー     あき子
春の白鳥一歩も引かず我を見る      久美子
冴返る学費未納の問合せ         真理子
まっさらな雪面一歩踏み出せず      きあら
いつもとは違ふ笑顔の卒業式       泉
役員を決めるじゃんけん春寒し      ゆかり
春の宵眠る赤子のずつしりと       あき子

眠ってしまった子供は脱力してしまうため、
起きているときよりはるかにずっしりと重く感じます。
母親ならではの句だと思い、共感しました。(明美)
雑踏の音の高まる春の朝         泉
ふと顔を変へしやうなり古雛       美星
時折の頁繰る音春の雪          茉莉花


互選で人気のあった句です。
ワンピース仕立て直して春を待つ     泉
寝返りのスローモーション山笑ふ     美星
卒業の子の弁当にふみを添へ       きあら
春三日月空がウインクしてゐたる     林檎
春眠のさめて甘えん坊となり        茉莉花
家中で一番小さくなりて春         綾奈
真つすぐに番号見つめ合格子       みわ子
春めくや手を唄はせる針仕事       麻由美


今回は互選でいろいろな句が選ばれていました。
それだけ共感できる句が多かったということでしょうか。

次回は5月ですので、よろしくお願いいたします。


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インターネット句会 | 22:10:43 | トラックバック(0) | コメント(4)
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