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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。
合同句集『海へ』刊行 Amazonでお求めいただけます。

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7月も欠席投句でお願いします
7月から句会の再開を予定していましたが、今月も欠席投句ということにしました。
締切は7月13日(月)です。よろしくお願いいたします。

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お知らせ | 16:05:28 | トラックバック(0) | コメント(0)
第56回インターネット句会特選句を読む
あっという間に7月になってしまいました。
今回の特選句の鑑賞は、鈴木千穂さんが書いてくださいました。

石垣の塩こそ馳走冷酒酌む   林檎  
塩の白と冷酒の取り合わせが涼やかだ。
「石垣の塩」から五感を刺激するイメージが心地よく広がる。
島の砂浜、青い海と空が目に浮かび、潮風の香りと波の音もしてくる。
よく冷えた酒の滴を口に含む瞬間を思って陶然となる。

巣立つほかなく子燕のあふれけり   林檎  
見上げた巣から子燕達が上体をはみ出させるようにして鳴いているのだろう。
大きくなった子燕達に巣はもはや狭く、親燕の運ぶ餌では旺盛な食欲を満たすことができない。
自立の時は近い。「巣立つほかなく」に、ほんの少しの寂しさを感じる。
子どもが親の家で暮らす時間は存外短いのかもしれない。

モーツァルトの手書きの楽譜新樹光   香奈子
モーツアルト直筆の楽譜には修整の跡がほとんどない。
一幅の完全な絵のように心の中に現れた曲を、おしゃべりなどしながらすらすらと書き取ったという。
その楽譜から立ち上るメロディーがもし目に見えるとしたら、若葉から降り注ぐ初夏のきらきらとした光なのだろう。

軽鳬の子の突つ走るごと泳ぎゆく   真理子
軽鳬の子が一羽、親や兄弟から遅れてしまったのか。
追いつこうと慌てて一直線に泳いで行く姿、小刻みな動きが「突つ走るごと」という比喩から浮かぶ。微笑ましい。

南風吹く楽団のバスやってくる    睡
南風に乗って、楽団員とたくさんの楽器を載せたバスが街にやってくる。
「吹く」「やってくる」という二つの動詞の重なりが、バスの揺れや、これから演奏される楽しげな曲、それを待つ人々の心の弾みを感じさせる。


インターネット句会 | 21:26:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
句会(2020年6月)
6月の句会の報告です。
外出を控える日々が続き、気づけば半年。
漠然と過ごしているとつい見過ごしてしまう一瞬を、心に留められるのが俳句の良いところだと思います。
来月には句会を再開する予定です。
皆様と元気でお会いできますように。


参加者の一句
夏つばめ旋回風に先んじて  浩貴
花殻を摘む音のして菖蒲園  真理子
次の間に足はみ出せる昼寝かな  哲二
水浴びの頭ぽさぽさ烏の子  礼美
桜の実胸ポケットを染めにけり  実可子
子蟷螂摘み潰してしまひけり  航平
かでもなくあでもなく鳴き鴉の子  林檎
父の日や語るは母のことばかり  千晴
夫は箸吾は素手もて鮎食ひぬ  佳世子
ランドセルひときは重し梅雨に入る  玲子
尺蠖を腕に這はせて帰りたる  あき子
君の手に伸ばせず汗のたなごころ  優美子


来月の句会は7月11日(土)の予定です。
詳細は後日お知らせいたします。


句会 | 10:36:44 | トラックバック(0) | コメント(0)
第56回インターネット句会(2020年6月)
6月のインターネット句会の結果です。
17名が投句、句数は158句でした。

井出野浩貴選
特選句

石垣の塩こそ馳走冷酒酌む 林檎  
巣立つほかなく子燕のあふれけり 林檎  
モ-ツァルトの手書きの楽譜新樹光 香奈子
軽鳬の子の突つ走るごと泳ぎゆく 真理子
南風吹く楽団のバスやってくる 睡
入選句
緑蔭にバス待つ白き腕かな  千穂
三毛猫の背の曲線うららけし  香奈子
山吹の湧き出づるごと咲きにけり  真理子
ヨガクラス再開したり花蜜柑 栄利子
紫陽花のはじめの色のうすみどり  あき子

紫陽花がまだ染まりきらない頃の、何色ともつかない薄い薄い色を鮮やかに切り取られていて素敵だと思いました。 (航平)
緑さす白磁の小人微笑みて 香奈子
窓若葉踊り場をゆく生徒達  栄子
嘴を載せ合ひ眠る子鴨かな  睡
シャワー全開一句忘れて一句得て  栄子

風呂の中で思いついた句をついつい忘れることがよくあります。
まさかこんな形で一句に結実できるとは。
爽快感を覚えます(優美子)
一羽また尾羽まるだし燕の子  林檎
尺取の垂直に指はなれけり  実可子

小さき生命への慈しみとあたたかいまなざしが感じられます。
一瞬を捉えると同時に前後の時間の経過が感じられ、奥行きの深い句だと感じました。 (睡)
あをぞらへ開きそめたる朴の花  真理子
嘱託の考古学者の夏帽子   航平
教科書の村上春樹夏兆す ゆかり
鯉のぼり子ども食堂開店す  栄子
泡零さじ心零さじビール  栄子
子燕の喉元のまだ東雲色  林檎

新しい命の喉元がまだ夜明けの色をしている-美しい句だと思います。 (あき子)

互選で人気のあった句です。
幼子の睫毛に重み梅雨兆す 航平
公園の呼び名それぞれ楠若葉  栄子
水やりの一分経てば水遊び  あき子


次回の締切は8月5日ですので、よろしくお願いいたします。

インターネット句会 | 15:59:15 | トラックバック(0) | コメント(0)
締め切りは5日です
6月に入りました。
インターネット句会の投句を受け付けています。
締め切りは5日ですので、よろしくお願いいたします。

お知らせ | 08:30:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
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