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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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句会(2017年9月)
9月の句会のご報告です。
出席者は少なかったのですが、欠席投句の句も含めて
季語の使い方など、いろいろな意見を交わすことができました。

参加者の一句(含欠席投句)
食卓も書見にかなひ秋灯     浩貴
キャンバスをはがれて秋の蝶になる 林檎
語らぬも会話の一部秋灯    玲子
天高し大路を覆ふ大欅      佳世子
便箋の折目なぞれば秋の声    泉
生ビール野外ライブを待ちながら ゆかり
一つ逝き二つを放つ虫籠(むしこ)かな   紀子
泣き止みし子の指先に今日の月  ひより
終戦日吾子の寝息に聞き入りぬ  味千代
子供等はみんな学校秋の雨     礼美
迷ひごと堂堂巡りして夜長     あき子
漱石も使ひし井戸や百日紅   真理子


次回は 10月14日(土) 14時~ 
      豊島区男女平等センターエポック10 第2研修室


みなさんの参加をお待ちしています。

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句会 | 21:52:43 | トラックバック(0) | コメント(0)
9月の句会
9月に入り、急に秋らしくなってきました。

次回の句会のお知らせです。

9月9日(土)14時~ 
        豊島区男女平等センターエポック10 第1研修室 
 


欠席投句の方はお早目に。

お知らせ | 22:30:45 | トラックバック(0) | コメント(0)
第39回インターネット句会特選句について
インターネット句会の特選句について、今回は田村明日香さんが鑑賞を書いてくださいました。

緑陰に雨の匂ひの残りをり    林檎
木陰を歩いている時にふっと雨の匂いを感じたのでしょうか。
「緑陰」という光と影が交錯する場所での、瑞々しい質感が伝わってきます。
まさに一瞬の感覚を捉えた句だと思います。

水馬正面衝突することも     真理子
水馬はある向きに直線状に進みますが、この水馬は「正面衝突」してしまったとのこと。
人間や自動車であれば一大事ですが、あれほど軽そうな水馬であれば少し微笑ましく思います。
それを見ている作者のゆとりまで伝わってくるようです。

潮の香の男乗り来る冷房車    林檎
私は江ノ電のような海沿いの列車を想像しました。
海から帰る男の人たちが電車に乗り込む姿はよく見る光景です。
その姿を視覚的な情報ではなく「潮の香の」と表現したことでリアリティーが増しています。

叱りてもこの手離さず大夕焼    香奈子
母親と子どもの景でしょうか。
例え叱ったとしてもいつも子どものことを見守っている母の愛情が感じられます。
「大夕焼」という大きな季語と取り合わせたことで、どの親子にも共通する普遍性を得たように思います。

夕涼み姉のやうなる先生と    栄子
「姉のやうなる先生」という思い切った比喩が面白いと思いました。
少し厳しいけれども自分のことを思ってくれるような人なのでしょうか。
「先生」に対する信頼が心温かく感じられた一句でした。


インターネット句会 | 09:57:39 | トラックバック(0) | コメント(0)
第39回インターネット句会(2017年8月)
第39回インターネット句会の結果をお知らせします。

井出野浩貴選
特選句

緑陰に雨の匂ひの残りをり       林檎
水馬正面衝突することも        真理子
潮の香の男乗り来る冷房車       林檎
叱りてもこの手離さず大夕焼      香奈子
夕涼み姉のやうなる先生と      栄子
入選句
トロ箱になかなか章魚の収まらず    志奈
波乗りのほとんど波を待つ時間     麻美

波乗りといえば、やはり華麗に波をこえてゆく姿を想像しますが、
そうではなく待っている時間に注目したのが面白いと思いました(明日香)
おむすびの転がる先を蟻の列      林檎
切り紙をそっと開くよ梅雨ごもり     ゆかり 

湿度の高い梅雨の時期、外で遊ぶこともできず、家で時間をつぶすしかない。
紙もなんとなく湿っているのでしょう。
チョキチョキきれいに切り込みを入れた紙を、
壊さないように静かにゆっくり開けている低学年くらいの子、
そして、料理をしながら見守る母。
窓につく雫は冷たいけれど、温かい情景が見えました(ひより)
朝風を孕みて羽織り夏衣         志奈
水馬恋に破れて裏返る          林檎
追ひ越して我を待ちたる蜻蛉かな    麗加
仏桑花一株残す更地かな        味千代
頑張れば頑張れさうな夏の風邪     麻美
解体の体育館の西日かな        ゆかり
神々のおはす大地や虹二重       味千代
幾度もキャンプのしをり読みにけり  ゆかり

キャンプを心待ちに楽しみにしている景が浮かぶ。
参加するのは子供だろうが、母も 持ち物に忘れ物はないか、
入念に何度も確認する親心にも重なって面白い(礼美)
聞きをれば無心になりぬ蟬時雨     真理子
海水着砂と一緒に脱がれある      麻美
どつしりと大暑の畜舎閑かなり      ひより

じりじりとした日差しの中、畜舎が横に伸びている。
周囲は青々と、蝉は喧騒して正に夏の盛りなのだが、
畜舎は外界に押しつぶされるように、閑かにそこにあるという状景。
大暑の景と、暗く閑かな畜舎の対比が鮮やかに浮かび上がってくる句だと感じた(栄子)
水馬二重の水輪作りては         真理子 
枝豆や他人の恋のつまらなく       依子    
仲見世の暮れて風鈴騒ぎそむ      林檎


互選で人気のあった句もご紹介します。
上向きの蛇口大暑へ迸り        志奈
かき氷食べて百面相の子よ       栄子
とんぼうの合掌しつつ死ぬるなり    麗加


次回の締切は10月5日です。
記念すべき(!?)第40回ですので、多数のみなさんの参加をお願いいたします。



インターネット句会 | 11:22:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
句会(2017年8月)
お天気のはっきりしない東京ですが、山の日から夏休みに入った方も多い様子。
久しぶりの方やお子さん連れの方もいて、いつになくにぎやかな句会となりました。

参加者の一句(含欠席投句)
ねこじやらしそよぎ体育館の裏     浩貴
炎天の真只中の訃報かな        泉
半分と言ひて完食かき氷         玲子
一匹は目立ちたがり屋蝉時雨      千晴
囁けば囁き返し秋灯            林檎
電線の影の滅せり日の盛        佳世子
秋暑し悔し泣きせる豆剣士        ひより
遠花火小さき命に手を合はせ      味千代
長々と猫と子供の昼寝かな        ゆかり
夏休みキーホルダーがまた増えて   あき子
習ひ事全部休んで夏休          礼美
かなかなや三年二組同窓会       真理子


次回は   9月9日(土)14時~ 
        豊島区男女平等センターエポック10 第1研修室
  
 です。

どうぞよろしくお願いいたします。

句会 | 21:43:52 | トラックバック(0) | コメント(0)
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