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パラソル句会

Author:パラソル句会
パラソル句会は、50歳までを対象とした若い世代の句会です。指導は西村和子先生から井出野浩貴さんに引き継がれましたが、変わらず毎月第2土曜日の午後に池袋近辺の会場で句会をしています。また、偶数月はインターネット句会を楽しんでいます。お気軽にお問合せください。

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句会(2020年1月)
1月の句会の報告です。
浩貴さんがお休みのため互選での初句会となりました。
今年もたくさんの良句と出会えるよう願っています。

参加者の一句(含欠席投句)
降る雪やまだ生まれ来ぬ科学の子  哲二
日の光たんと混ぜ込み餅を搗く  あき子
爪を切り指輪外して初仕事  礼美
冬日和父と歩みを揃へ合ひ  千晴
神の名に舌を噛みさう初詣  佳世子
子守唄息継ぎ深く去年今年  航平
見回せば我が家族のみ初詣  玲子
骨壺の父と帰らむ冬もみぢ  実可子
初春の陽を湛へたる川面かな  千穂
笛の音のだんだん激し初神楽  真理子
二日暮るあるかなきかの雲を染め  林檎
何不自由なくて不自由室の花  優美子

次回は
2月8日13時30分~
豊島区男女平等センター・エポック10 研修室1
です。
皆さんの参加をお待ちしています。

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句会 | 11:21:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
初句会は11日です
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

初句会は 1月11日(土) 13時30分~
豊島区男女平等センター・エポック10 研修室1
 です。

欠席投句も受け付けています。

お知らせ | 22:43:28 | トラックバック(0) | コメント(0)
第53回インターネット句会特選句を読む
先日のインターネット句会の特選句について、
鏡味味千代さんが鑑賞を書いてくださいました。

いつの間に池の真中へ鴨の陣     真理子
池の鳥を見ていると、全く変わっていない景色と思いつ、気づかぬうちに全く変わっていることがある。
池にたむろしていた鴨も、何もしていないと思いつつ、池の下で足を動かしていたのか。
気づくと真中へ陣取っていたのである。

着膨れて貰ふサプリの試供品     実可子 
体を冷やさぬように。常に健康へ気を配っているのだろうか。
思わず差し出されたサプリの試供品も貰ってしまう。
映像が目に浮かぶ句。

臘月のテールランプの流れゆく     千穂
帰省だろうか。流れ行くというのだから、勢いよく走っている訳ではない。
長く続く車の列が過ぎていく。
年の瀬を思わせる一句。

鴨遠慮がち都鳥図々し          真理子
鴨は人を避けて逃げていく。
反対に都鳥は人を脅かすような振りをすることも。
しかし、都鳥を図々しくさせてのは、変に餌をやったりした人災かも。
鳥を人に似せて表現した興味深い句。

目を伏せてゆつくり蜜柑剥きにけり   麻美
子供だったら、皮はすぐに剥いてしまうだろう。
目を伏せる、ゆっくり剥く。
その二つの動詞で、年齢層や人柄を伺わせる。


インターネット句会特選句鑑賞 | 20:05:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
第53回インターネット句会(2019年12月)
今月のインターネット句会の報告です。

井出野浩貴選
特選句

いつの間に池の真中へ鴨の陣      真理子
着膨れて貰ふサプリの試供品      実可子 
臘月のテールランプの流れゆく     千穂
鴨遠慮がち都鳥図々し         真理子
目を伏せてゆつくり蜜柑剥きにけり   麻美
入選句
張り替へし弦より冬麗の響き      依子
都鳥弁財天を睥睨す          千穂     
晩菊や父母遠くつつがなく       依子  
整列の背に受けてゐる冬日かな     麻美
 
冬の体育の授業を思い出す。
点呼で整列しているときなど、それはそれは寒かった。
日差しの温かさを、こんなにも実感する季節も、場面も、そうそうないだろう。
「先生のジャージは暖かそうでいいよね」とこそこそ級友と言い合ったのもついでに思い出し、クスリとしてしまった。(優美子)
足音に追ひ越されたり冬の月      林檎
この頃は暮れるのが早い。
仕事を終え外に出ると、すれ違う人の顔貌はすでにわからず、脇を行く人も足早に過ぎるばかりである。
作者を追い越してゆく人を「足音」と端的に表現し、研ぎ澄まされた冬の月と呼応させた一句。(栄子)
おでん酒健さん好きな者同士      栄子
柄にもなき花選ることもクリスマス   優美子      
焼鳥や今日は素面がよく喋り      睡
窓際のマトリョーシカよ冬はじめ    ゆかり

ロシアの人形だからか、マトリョーシカには冬のイメージがある。
家の中を飾る行為も、外の寒さを感じる。
素敵な冬が過ごせますように。(味千代)
冬の虹消えて授業を再開す       麻美
子も母も布団もみんな丸まりて      味千代
冬の鳶真一文字に真正面        睡
着ぶくれて部活顧問として一日     麻美
抽斗の奥のプリント十二月       ゆかり
懐手プラネタリウム出でしより     紅歳
蜜柑まだ匂ふ五限の教室よ       麻美  
三輪車すいすい漕いで金木犀      栄利子
秋麗汽笛は門司の東より        香奈子
エプロンの結び目ぎゆつと黒セーター  林檎
蜜柑剥く香りにつられ蜜柑剥く      礼美
山々のあはひに冬の蹲る        睡
燈火親し夫に薦めるミステリー      味千代


互選で人気の句を紹介します。
冬蝶の枯れて世界の栞かな      睡
立冬の十二単の白さかな      香奈子
こきこきと水鳥のゆき冬ぬくし      千穂


来年もよろしくお願いいたします。

インターネット句会 | 20:35:48 | トラックバック(0) | コメント(0)
合同句集『海へ』リレー鑑賞〈36) 吉田林檎の句から
3月19日に出版した合同句集『海へ』には、36名が20句ずつ寄せていますので、
リレー形式で仲間の1句を紹介しています。
最終回は吉田林檎さんの句を山﨑茉莉花さんが鑑賞しました。

春水や心の底に石ひとつ  林檎

自然界での春の水は、涸れていた川や沼に、春になり雪解けによって現れる。
水嵩を増し、流れにも勢いが出てくる。
そんな勢いのある明るい景色の中、ふと川底に目をやると、いくつかの石が沈んでいる。

作者は心の底にもひとつの石があることに気づいた。心という柔らかいものの中の固い石。
ということは、何か苦しさを抱えているようである。
春という明るさに向かう季節の中で、いまだ解決できない何かを。

でも、大丈夫。
寂しさの秋の水ではなく、手を切るように冷たい冬の水でもない。
和らいできた温かな春の水なのだから。
きっとこれからよい方向に向かっていくに違いない。(山﨑茉莉花)

リレー鑑賞はこれで終了です。
みなさま、お付き合いくださりありがとうございました。

リレー鑑賞 | 19:41:48 | トラックバック(0) | コメント(0)
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